親への感謝。”自分が変わってきている”という実感
鳶を始たことが「自分を変えるきっかけ」となった事を前記事で綴ってくれたY君。
真剣に仕事に取り組んでいるからこそ、見えてくる”モノ”があるようです。
お母さんが読んだら、嬉しくて泣いちゃうブログかもです。
”死”と隣合わせの仕事をしているという事。
僕は前の記事でも書いたように、15歳で中学校を卒業して高校には行けれず仕事を始めました!
前の記事はこちら→
自分を変えるきっかけ。 | 現場作業服のことなら協洋 (kyoyo11.tech)
仕事を初めて、まず思ったのが、死と隣り合わせという事です。
僕は、今まで土木、足場、解体、と様々な仕事をしています。
■土木工事では「 掘削 」と言って地面を掘る作業があるんですが、この作業に重機を使います!
その重機と接触事故をおこしたら、死ぬ可能性もあります。
■足場工事なら、足場の上から落ちたりする可能性もあります。高ければ高いほど
”死”へのリスクが高まります。
■解体にもちょっとでも解体する順番を間違えるとどこが倒れてくるか分かりません、
「仕事をして」思ったのがどんな仕事をしても死と隣り合わせだなと思いました。
でも、その中でも足場は、ほんとに危ない仕事だなって思います。
東京タワーを作った職人たち。
死と隣り合わせのハイリスクな仕事ではありますが、足場を組み立ててる人ってすごくかっこよくないですか?
今日は、自分が知ってるかっこいいなって思う人がいるので紹介さしてもらいます!
東京タワーは、皆さんご存知ですよね!
東京タワーが完成したのは、1958年なんです!
東京タワーを完成させるのには、もちろん鳶職が活躍しました。
「一般的に高所で作業を行う人」達のエキスパート ” 鳶職 ”が
鉄骨など組み合わせて完成させています!
今では、安全帯と言うもの(命綱みたいなもの)がありますが、
60年以上も前なのでそんなものは、無く安全帯無しでの作業だったのです。
200m以上もある所を安全帯無しで仕事をしていた人達は、
すごくかっこいいなと思います。足場には、こんな歴史もあるんですよ!
仕事への意識が変わるにつれて…親への感謝。
そんな”鳶”の世界に飛び込んだ自分ですが、現在19歳でまだ実家暮しをしています!
自身のことについて少し話したいと思います。
自分は兄弟が10人いるんですが、親父が3年前に亡くなっています。
今は、お母さん1人で、自分を合わせ6人を育ててくれています。
お母さんは、自分の仕事だけではなく、お昼の弁当など作ってくれますよね。
自分は仕事を始めた頃、最初は
” 仕事して給料入ったら家にお金入れるけん、弁当作るの当たり前でしょ ”
って思っていました。
ですが、今こうやって株式会社協洋で仕事をできているのも、
ここまで女手1つで育ててくれた親がいるからだと思っています。
仕事をサボって怒られたり、朝起きなくて怒られたりして、
親を何度も何度も悲しませて来ました。
でも自分は、この株式会社協洋に入って、もうここで立ち直ろうと思いました!
いつもは、朝自分で起きれなくて親に起こしてもらっていましたが、
株式会社協洋に入ってからは、自分で起きれるようになってきています。
今でも弁当を作ってもらうときも、あります!
でも作ってもらうのが当たり前だと思わずに、感謝して毎日食べています。
僕が言いたいのは、親は、いつまでも生きていないという事です。
いつかは、誰でも亡くなる時が来ます。
自分の親父は、もう亡くなりましたが、絶対に天国から見守ってくれてるとは思っています!
けれど、亡くなってからじゃ遅いです。
母さんにはちゃんと独り立ちした姿を見せて
母さんに、安心して貰えるようになりたいです。
絶対に親への感謝は忘れては、いけないと思います!
足場「鳶」は、すごくかっこいい仕事だし、やり甲斐もあり。達成感のある仕事だと思います!
この記事を読んで、
自分も親孝行したい!
あのかっこいい道具をつけてみたい!
足場ってかっこいい、やってみたい!
など、どんな理由でも構いません。ちょっとでも足場など鳶のことに関して
” 気になるな ” ” 興味があるな ” って思う人がいれば
是非、鳶の世界に飛び込んでみてください!