油断大敵!足場から落ちた社長

足場工事はもとより建設業にとって

安全管理はとーっても重要です。

足場の巾もそう広いものでもないですし、長く重い単管を持ち運ぶ

となると安全管理・危機管理を徹底してしなければ

大きな事故に繋がる事ももちろんあります。

また、高い所で作業する為、

足を踏み外してしまえば、転落してしまうことも。

その為にフルハーネスをきちんと着用する必要があります。

1本の電話…

かれこれ何年前になるのでしょうか?

記憶力が低下している私ですが、忘れもしない1月某日。

某日と書きましたが、その日は私の誕生日だったので

よく覚えております(笑)

天候が荒れていたのでしょうか、風速が高い日は

組んだ足場が倒壊する恐れがないか等、見回りに行くんです。

雪が降る時期はこの見回り、結構行きます。

もちろん日中に見回りが出来るときばかりではなく

夜になって、予定外に風が強くなったりすれば向かう事もあります。

その日も天候は大荒れ…だったような…実はそこの記憶は曖昧です。

そして1本の電話が舞い込むのです。

社長転落

電話の主は社長でありました。

足場が崩れて落ちたとのこと。怪我をしている様子。

時間が時間だったので、救急外来に向かうよう伝え、私も向かいました。

駐車場で落ち合った社長…

左頬がめくれています!!

人生であんなにグロテスクなものを見たのは初めてでした!

その日中に処置を受けて帰宅となりましたし

頬の怪我以外は軽傷だった為、まだよかったのですが。

とても衝撃的な一日となりました。

なぜ事故がおこったのか?

天候が悪く強風であったということもですが

事前に天候の悪さの判断が甘かったのか…

養生がきちんとできていなかったのか…

足を踏み外すという事ではなく、足場が崩れてしまったということなので

その場での回避はさすがにできないのです。

かなり前のことなので、当時の状況を私が詳細にわからないので

また社長にどんな状況が重なって、そのような事態になったのか

など聞き出し、定例会や安全衛生協議会の時にでも

事例として、伝えていく提案ができるかなと思っています。

足場を組みということ

そう、作業がしやすい足場を組むだけでは