次世代足場、従来の足場と何が違う?!
協洋には欠かせない!ハイスケジュールもタフにこなす
キャリア17年目のベテランKさん!!
最近よく耳にする ” 次世代足場 ”につて、深めに教えてもらいました!
鳶初心者さん向け ”知っておきたい前知識”
こんにちはー!
最近ゴルフ練習中の協洋のKです。
鳶・足場の仕事が知りたい方、興味がある方に
少しでも ” これから ” に対応した
現場に入る前の前知識として頭に入れてもらえたらと思います。
今回は、近年浸透してきている
『 次世代足場について 』
自分なりの意見を話してみようかと思います!
これまでの建設現場における主流は
枠組み足場
単管足場
ビケ足場(クサビ緊結式足場)
上記のこの3つの足場が多いです。
では何故、近年次世代足場が浸透してきているのか?
ここを掘り下げてみようと思います。
自分の考えではありますが、
安全性、作業性の向上
が一番深く関係していると思います!
ただ単に
「 安全性の向上、作業性の向上 」
と並べられても、
・これから次世代足場を構う方
・鳶の世界に入ったばかりでまだ経験の浅い方
は、パッとイメージが思い浮かばないかもしれないので
従来の足場との違いを、お伝えできればと思います。
” 先行手摺工法 ” で安全面を強化。
まず安全性の向上について考えていきたいと思います!
次世代足場では主に「手摺先行工法」を使用しています。
言葉どおり、「手摺」を先に組む工法です。
従来の足場では、足場の最上段の床にあがった際
手摺がない状態で組立作業を行っていました。
墜落防止対策をしても、親綱を展張して作業するぐらいしかありません。
鳶は危険がつきものといえど少しでも安全に作業したいものですよね。
手摺先行工法では最上段の床を取付ける前に、手摺枠を取付けるので
墜落のリスクが下がり、作業する人も安全・安心に作業ができます!
従来の枠組み足場でも
・手摺据置型
・手摺先送り型
とありますが、複雑な形の建築物や狭小地などには不向きな足場なので
後々説明する” 作業性の面 ” もふまえて
次世代足場の方が作業効率がいいので
浸透してきている理由になっているのかなと思います。
ただ、手摺があるからと安心して
安全帯を使用せず作業するのは墜落する危険性が増すでの絶対にやめましょう!!
毎日無事に仕事を終え、帰りを待ってくれている人達がいるので
自分の身は自分でしっかり守れるようになりましょう!
その他の安全面について上げてみます。
クサビ緊結式足場は、ハンマーで打ち込んで支柱と部材を固定していくんですが
従来の打ち込むだけの固定の仕方だと
打ち忘れ、自然災害による緩み
等で抜けてしまう恐れがあります。
その点、次世代足場では
” クサビの抜け防止(ロック) ”
が付いているので、抜ける心配もありません。
また、部材と支柱との緊結部が近く、柱中心に緊結部が近くなるほど
横揺れ、ブレ等も軽減されます。
作業効率を上げてくれる 次世代足場。
次世代足場の作業性について書いていこうと思います。
従来の足場の階高は、一般的に1700㎜になっています。
対して、次世代足場はメーカーにもよりますが
1800㎜〜1900㎜に設定されています!
私自身、身長175㎝なんですが、
階高1700だと、前屈みになって動かないと頭を打ってしまいます…
前屈みで作業するので、作業姿勢も悪くなるし
作業効率も悪くなりそうですね
ほんの10㎝、20㎝の違いなんですが、作業のやりやすさが結構変わってくるんですよね!
枠組み足場は神社の鳥居みたいな形をしているので
同じ足場幅でも足場上の開放感が変わってくるな。と思ってます!
また、比較的部材が軽めに設計されているので
資材の運搬だったり、足場の施工がしやすく作業員の負担の軽減になりますね!
部材も軽めで、梱包次第でコンパクトに収まるので
トラックの台数も減らせたりと、コストの面でも助かるかもしれません^_^
次世代足場は低層、高層問わず比較的容易に扱え、
” 場所を選ばない ”
悪条件にも対応できるので、
作業に詰まりにくい=作業進捗が早いと思います!
時代、世代に合わせて足場も変化をしていく。
近年建設業界でも法改正が実施され、
現場で作業する方々の手間(仕事)が増えてきている状況です!
仕事を少しでも楽に、安全に作業する為にも
次世代足場がこれから全国的に主流になってくるのかなと感じています!
以上、簡単な説明で言葉足らずな所もあったと思いますが
この記事を見て少しでも今後の役になってくれれば幸いです!
今回は次世代足場の事を話してきましたが、足場にも色んな種類があります。
違う内容もまた上げたいと思いますので、気になる方はまた目を通してやってください!
協洋はチームワークがあり若い子も多いので仕事のし易い会社になっています。
気になる方はお気軽に株式会社協洋にお問合せください!
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