コロナ禍の建設業
いつからだったでしょうか。マスクをして、消毒をして、検温をして…
もはや思い出せない事務員青山です。もう若くないですね(;^_^A
生活が一変してしまった方も多いですよね。
感染が広がった最初のころは、お子さんのいる家庭では学校の休校で職場にすら行けず
家に引きこもるしかなかった方もいらっしゃったのではないかと思います。
企業では「テレワーク」がかなり浸透してきたように思います。
家でテレワークが出来る業種ではなくとも、会議や打ち合わせに
テレワークを導入された会社さんは多いのではないかなと思います。
現場での感染対策
建設業はもちろんテレワークで仕事が出来るわけもなく
感染対策をしっかりした上で、業務にあたってきました。
当時はマスク不足が深刻でしたよね。
弊社ももちろん、なかなか手に入らないので高額で購入するしかなく、経費もかさみました。
ちょうどその頃に入っていた現場は下請けさんも合わせて
20名程度で動いていたのですが、洗い替えできるような布マスクやガーゼのマスクは禁止で
基本は不織布のような紙マスクタイプ。数が相当数必要なので
請求書にマスク購入で10万円越えという奇跡的な数字が出ていたのが衝撃的でしたね。
その他にも消毒液も消費するし、体温計も必須。
PCRの簡易検査キットも用意して対応していました。
健康観察もとても重要視されていましたね。
風邪症状で工事が止まる!
そんな状況下で、更には季節の変わり目の時期など
体調を崩す人はやっぱり出てきますよね。
「体調が悪いのでお休みします。」という連絡を受ければ通常は
「わかりました、お大事に」で終わるところですが
もちろんコロナ禍の現場はそうはいきませんでした。
最初のころは特に皆さん敏感になっていましたし
病院へ行く指示、元請への報告、PCR検査!
必須です!
結果が出るまでは弊社作業員全員自宅待機とか…
もちろん工事は止まります。下請けさんが常傭で出ていれば
補償も気になるところ…
弊社からの感染者は結局まだ1度も出ていないのですが
感染者が出てしまえば、最低2週間は出入り禁止になる可能性も高く
工事遅延は間逃れないです。
クラスターが出てしまっていれば本当に大変なことになってしまうのだろうと
用意に想像がつきます。
現状はどんな対応?
なす術が対策しかなかった頃とは変わり、今はワクチン接種が出来るようになりましたね。
ワクチンパスポートだったり、政府もワクチンをすごく推奨しています。
現場によりけりですが、場所によっては(元請さんの方針)
ワクチン2回摂取完了している、もしくは入場前にPCR検査を受けてきている
という条件を満たさなければ入って作業はできません。としている現場もあります。
ワクチンは強制でもないですし、身体の都合上ワクチンを受けることが出来ない方も
いるので、PCR検査を事前にうけている人という条件もあるとは思うのですが
このPCR検査!個人的に受けようと思うと結構お高いんですよ!
もっと金銭負担もなく、手軽に検査が出来るとなおいいかなと思うのですが…
本当に現場もまだまだコロナに翻弄されております。
これからのコロナとの付き合い方
先月末、またオミクロンという名の変異株の出現で
一旦は落ち着きを見せていたようにも思える現状が再度混乱し始めていますね。
まだまだ先は長いようです。
弊社は県外の仕事の受注も多く、県内のみで業務を行う鳶工事の会社さんより
リスクは高まります。
ワクチン接種の効果もいかなる程か…とうい中
個人的には治療薬が確立することが一番良いなと考えております。
コロナは感染してしまえば、本人も症状に苦しむことになりますが
他者への影響が計り知れないので、心配が尽きないですね。
建設業はオンラインでの業務や打ち合わせが主流になることは
まずないのですが、「オンライン」という場は便利さも含め
さらに広がりを見せるのかもしれません。
しかし、対面でやり取りをすることの良さというものは
オンラインには代えがたい貴重な時間だとも思うのです。
以前のように、心配することなく自由に行き来できる世の中が
戻ってくることを切に願います。